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債務整理闇金対応コラム

給与差押えを止める方法|差押え中でも債務整理で解決できる

2026年2月27日 | 債務整理ナビ編集部

「給料の一部が勝手に引かれている」「手取りが減って生活できない」——給与の差押えが始まると生活への影響は甚大です。しかし、債務整理で差押えを止めることができます。

給与差押えの仕組み

  • 債権者が、確定判決や仮執行の宣言が付いた判決・支払督促などを得たあとに、裁判所を通じて申し立てる
  • 手取り44万円以下は4分の1、44万円超は33万円超の全額が差押え対象
  • 勤務先に差押命令が届き、会社の経理担当者には知られる

債権者が、確定判決や、仮執行の宣言が付いた判決・支払督促などの債務名義を得ると、裁判所を通じて給与の差押えを申し立てることができます(民事執行法第22条)。

差押えの上限額

📋 差押えできる額

  • 手取り44万円以下:手取りの4分の1まで
  • 手取り44万円超:33万円を超える全額

例:手取り24万円の場合 → 差押え額は6万円、受取額は18万円

差押えの流れ

  1. 債権者が裁判で勝訴など(確定判決や、仮執行の宣言が付いた判決・支払督促)
  2. 裁判所に差押命令を申立て
  3. 勤務先に差押命令が届く
  4. 勤務先が差押え分を直接債権者に支払う

差押えを止める3つの方法

  • 個人再生は手続開始の決定で差押えが中止される(民事再生法39条)。開始決定の前でも裁判所が中止を命じることがある(同法26条)
  • 自己破産では差押えが効力を失う(管財事件は開始決定で・破産法42条、同時廃止は免責許可の確定で・同法249条)
  • 任意整理では法的に差押えを止められないが交渉で取下げの可能性あり

1. 個人再生 → 差押え中止

💡 手続開始で中止

個人再生の手続開始の決定があると、差押えは中止されます(民事再生法39条)。開始決定の前でも、裁判所が中止を命じることがあります(同法26条)。再生計画認可の決定が確定すると、中止していた差押えは効力を失い(同法184条)、給与を全額受け取れるようになります。

2. 自己破産 → 差押え失効

3. 任意整理 → 差押えは止められない

任意整理は裁判所を通さないため、法的に差押えを止める力はありません。ただし、債権者との交渉で取下げに応じてもらえるケースもあります。

差押え前にできること

  • 支払督促・訴状が届いたら無視せず必ず対応する
  • 差押え前の段階なら任意整理を含め選択肢が多い
  • 債権者と分割払いの合意ができれば差押え自体を回避できる

会社にバレる?

  • 給与差押えは勤務先に差押命令が届くため必ず会社に知られる
  • ただし、借金や給与の差押えだけを理由にした解雇は、無効とされる可能性が高い(労働契約法第16条)
  • 個人再生・自己破産で差押えを止めればそれ以上の影響は限定的

⚠️ 残念ながらバレる

給与差押えは勤務先に差押命令が届くため、会社の経理担当者には知られてしまいます。ただし:

  • 借金や給与の差押えだけを理由にした解雇は、無効とされる可能性が高い(労働契約法第16条)
  • 個人再生や自己破産で差押えを止めれば、それ以上の影響は限定的

よくある質問

Q. 給与はどこまで差し押さえられる?
→ 手取りの4分の1まで(44万円超は33万円を超える全額)です。

Q. 給与差押えを止める方法は?
→ 個人再生の手続開始の決定で中止、自己破産で失効させることができます。

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給与差押えに関する実践的なアドバイス

給与差押えへの対処法について、多くの方が不安を抱えています。ここでは、専門家に相談する前に知っておきたいことをまとめます。

まず重要なのは、一人で悩まないことです。借金問題は放置すればするほど状況が悪化します。利息が膨らみ、督促が厳しくなり、精神的な負担も増大します。早めに専門家(弁護士・司法書士)に相談することが、問題解決の第一歩です。

多くの法律事務所では初回相談無料で対応しています。相談したからといって必ず依頼する必要はありません。自分の状況を客観的に把握し、どのような選択肢があるのかを知ることが大切です。

相談前に準備しておくべきもの

弁護士に相談する際は、以下の情報を事前に整理しておくとスムーズです。

これらの情報が揃っていれば、弁護士は最適な債務整理の方法を短時間で判断できます。すべての資料が揃っていなくても相談は可能ですが、正確な借入残高と月々の収支だけでも把握しておきましょう。

法テラスの活用

収入が一定基準以下の方は、法テラス(日本司法支援センター)の民事法律扶助制度を利用できます。弁護士費用の立替払いを受けられ、立替金は利息なしの分割で返済します(月々の返済額は審査で決まります)。生活保護受給者は返済が免除されるケースもあります。

法テラスの利用条件は、①収入が一定基準以下(単身者で手取り月額182,000円以下など)、②資産が一定基準以下、③民事法律扶助の趣旨に適することです。該当するか不明な場合は、法テラスのサポートダイヤル(0570-078374)に電話で確認できます。

専門家からのアドバイス

給与差押えを受けた場合、手取り月収の4分の1(手取りが44万円を超える場合は33万円を超える部分の全額)が差し押さえられます。給与差押えを止めるには、①全額返済、②債権者との和解交渉、③個人再生・自己破産の申立てが有効です。特に個人再生や自己破産を申し立てると、裁判所の決定により差押えが中止・取消しされます。弁護士に依頼すれば、受任通知の送付で差押えの一時停止を交渉できるケースもあります。